開催報告:REVO大家の会 ‐第8回交流会‐

開催報告:REVO大家の会 ‐第8回交流会‐

かなり遅めのご報告となってしまいましたが、7月に行われた定例会の様子をお伝えします。

今回は、岡山市中区にあるマニョリアdeuxさんで開催しました。

交流会の開催場所

この日は前の週に行われた、物件見学会のご報告や感想などを中心にお話をさせてもらいました。

管理会社の不穏な動き…

前回の見学会でご紹介させてもらった物件、大家のKさんがタクとマーシーに原状回復とプチリフォームを任せてくださった理由は、やはり物件価値の回復を狙ったためだったのですが、管理会社との家賃値上げまでのやり取りや、募集開始までのスピード感などで、少々困惑されておられるようでした。

どうやら管理会社以外の他者(他社)が介入してリフォームしたお部屋は、管理会社から歓迎されていないようなんですよね。。

交流会の様子1
交流会の様子2

管理会社に思うこと

管理会社の多くが取る挙動として、どうしても理解ができないところのひとつが、『家賃の値上げに対して消極的である』という点です。

たしかに物件に対して、特に入居に繋がる対策をしないまま値上げをしようとする場合には、管理会社も大家さんに対して何らかの助言をするべきかもしれませんが、何かしらのバージョンアップを施したうえで、大家さん自らが「値上げしてみよう!」と考えることって、ネガティブどころか、とてもポジティブな発想だと思うんです。

大家さんも売上が伸びて、管理会社も管理料がアップするという、双方にとってメリットがある『家賃の値上げ』という取り組みにもかかわらず、管理会社は多くが「値上げすると借りられないから」という安直なロジックで一蹴するケースが、界隈でかなり目立っています。

実際に値上げをした結果、なかなか入居に繋がらないケースも起こり得ると思いますが、そのオーナーさんのチャレンジを、管理会社が最初から摘み取るようなことをしてはいけないと思うんです。しばらく様子を見て、ダメなら値上げ幅を再調整するという手順を取ればいいだけだと思うんです。

大家さんの責任のもとで値上げをするわけですから、管理会社は立場上、値上げするための改善提案をしたり、むしろそれを支援する立場に立つべきだと思います。

しかし実情は逆で、大家さんは管理会社からの値下げ圧力によって萎縮してしまうことで、物件価値を維持、向上させるための投資にも消極的になってしまっています。

これでは物件価値の維持はおろか、家賃は値下げの一途を辿るのみです。目立った改善提案もしないまま、管理を継続した挙げ句に、「もう物件自体が古いので、家賃を下げないと入りませんよ?」と他人事のように言い放つ管理会社のなんと多いこと!!…スミマセン。ちょっとアツくなってしまいました。。

新たな課題

ここ最近、会員さんの多くから「管理会社に不信感を抱いている」というお話があまりにも多くて、REVOとしてなにかできることはないかと、いろいろ模索しています。

というのも、入居促進対策でタクやマーシーのノウハウを投入したとしても、入居募集を伝える情報発信のスタートを切るのは管理会社です。管理会社が思うように動いてくれないと、入居率アップなどの成果に繋がらないという事態が起こってしまいます。

とはいえ、入居者さんや管理契約の手続きを考えると、反りが合わないからといってなかなか簡単にコロコロと変えられないのが管理会社です。

さてどうしたものか…難しい課題ですが、ここまで来るのにいろいろと課題を解決しながら進んできたので、この問題にも何らかの答えを出せるように考えて、動いていきたいと思います。

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